彼の能力の全貌を明らかにするためには、クリティカルヒットと彼のアーティファクト効果について理解していなければなりません。というわけで本日は、チームをあらゆるデバフから守り、物理攻撃ヒーローをさらに強化することのできるスーパーサポーターのセバスチャンを見て行きましょう。


スキル(Skill):
❶Ode to Serenity/オード・トゥ・セレニティ(殿下への頌歌)
メインスキルは、チーム全員にかけられた全てのデバフを取り除き、その後15回はデバフをかけられてもその度にシールドで防ぐことが可能になります。ちなみにデバフというのはネガティブエフェクトのことを示し、例えばJorgen(ヨルゲン)の第一スキルである「エナジーを溜めさせない呪い」やKeira(キーラ)の第1スキルの戻りぎわに発動される「サイレント効果」、Qing Mao(チン・マオ)の第2スキルで発動する「盲目効果」など、敵にマイナスに作用するの術のことを指します。
つまりセバスチャンが味方にいる以上は、これらのコントロールを全くの無効にできてしまうということなのです。


❷Battle Song/バトル・ソング(戦いの唄)
2番スキルから、クリティカルヒットに関係してきます。ちなみにクリティカルヒットというのは、物理攻撃のみに有効で、発動すれダメージが2倍になるというものです。 仲間の一部または全体に対してピンクの音符で包み込み、5秒間クリティカルヒット率を上昇させます。ただし、この2番スキルは、スタットでクリティカルヒットをもっている仲間(つまり、Daredevil(デアデビル)・Fox(フォックス)・Artemis(アルテミス)・Ishmael(イシュマエル)・Jhu(ジュー)・Sebastian(セバスチャン)・Yasmin(ヤスミン)に対してのみ有効で、彼らのクリティカルヒット発動率が上がル事になります。※ちなみに、下の映像を見てもらえれば分かりますが、クリティカルヒットのスタットをもっていないヒーローにも、音符は取り付きます。これはただの演出上でしょうか?そう思いきや、実はこれには理由があるんですね。詳しくは、3番スキルを見て行きましょう。



❸Striking Solo/ストライキング・ソロ(目立つソロ)
3番目のスキルでは、2番スキルで音符が取り付いている味方がクリティカルヒットダメージを与える際に、追加でピュアダメージを与える、というものです。 さてさて、これだけ読むと、結局セバスチャンはクリティカルヒットを持つ味方にだけ有用性があるのか、と思ってしましますが、実はそんなことはないのですね。
下の映像を見てください。

この映像では、もともとクリティカルヒットを持ち得ないオーロラのベーシックアタックがクリティカルヒットを発動しており、しかもセバスチャンの3番スキルであるピュアダメージもしっかりと追加されていることが分かります。
ではなぜこんなことが起きるのか、その答えは、この映像の画面左上に隠されています。

これです。これは、セバスチャンのアーティファクト1番のアクティベーション効果で、つまりセバスチャンの1番スキルが発動した時、チーム全員に対して9秒間、クリティカルヒットチャンスを上げることができるというものです。すなわち、もともとスタットとしてクリティカルを持ち合わせていないヒーローの物理攻撃も、9秒間の間はその対象になる、という事に他ならないのです。これは非常に素晴らしい能力です。要するにこれがあれば、キーラやカークなどの物理攻撃が強いヒーローがクリティカルヒットを出し得る、という事になるのですね。

❹Public Idol/パブリック・アイドル(売れっ子)
最後のスキルは、パープルカラーでの自動発動スキルですが、セバスチャンが最初にバトルに登場した時点から、すでに幾らかのエネルギーが溜まっている、というものです。確かに、呪いを無効化するための1番スキルが呪いによって発動できないと元も子もないので、とにかく先に発動させる必要があるという運営側の配慮でしょう。

はいという感じで、このように攻めにも守りにも大活躍なセバスチャンをご紹介しました。改めて、素晴らしい能力の保持者だということがわかります。ポイントは彼自身もまたクリティカルヒットスタットをもっているので、単なるサポーターというわけではなく攻撃陣としても大いに力を発揮してくれるところです。これを読まれた方は、これを機に彼をぐんぐん育ててみてはいかがでしょうか。 それでは、良いゲームライフを☺️